2009年9月29日火曜日

昨日の続き ネパール政府はつまらないことで立ち往生しないで欲しい

今朝ソウルで成田行きの飛行機に乗った。昨日から頭の中は銀行でのルピー札不足による現金引き下ろし拒否の件ばかり。12時に成田につき、1時15分発の相模大野行きバスに乗ったが、バスの中でもやはり頭の中はその件でいっぱいだ。ダサイン(日本の正月のようなもの)が開けたら(10月2日以降)、下手をすると暴動でも起きるのではないか? と、心配になる。今でも、絶え間なくバンダ(暴力的ゼネスト)が起きている。
事件の発端は、、フランスで印刷しているルピー札の印刷ミスだというが、そのためにルピー札の供給がストップ、市中からルピー札が消えたからだと伝えられた。
ネパールは王様奉還で大統領制になり、王国ではなくなった。そのため、紙幣からも王様の顔がなくなり、デザインはエベレストに変わった。王様の顔が印刷された紙幣は大挙を持って回収中だという。そのため新紙幣の供給を急いでいたらしい。と、聞くと、こんな事態に発展することもあるのかとも思えてくるが。
ネパールは10年を超える内戦に、王様の引退で終止符を打ったばかり、それはあらゆる政策が、国民の多くが農業でしか生きていけない中で、特に農業政策のこと如くが失敗に終わった事実に、政府が信用できず、自分の親族を含めたファミリーの生活中心に追い込まれていく過程で、国を変えなければいけないという火種があちこちでくすぶり始め、その小さな波が、ある時、一寸したことで(王子による国王暗殺)急に燃え盛った結果、王制打倒となった。
今は王制奉還という一つの結果が出た中での様子見、この国ではいつ何かがあるか分からない状態。その最中に国中から、街じゅうからルピーが消えるなどと言うことがあるのかが信じられない。
国を挙げての困難に立ち向かうには、あらゆる複数の対策が組み合わされた周到な準備が必要であろうと思うのだが。そのための情報提供もなく、新聞は起きた事実以外殆ど何も書いていない。
今回のルピー札不足も、国民にその中身が知らされず、何れも準備不足で、その対策も新聞には書かれていなかった。早くルピー札供給の体制を整えて国民に知らせ、今後の混乱回避を明示して欲しい。
この事件が、ダサイン開けに、またまた以前にも増して国を揺るがす大混乱に発展するのではないかと、テロリストであるマオイスト復帰ですら考えられるのではないかと、深く憂慮している。もうこれ以上の混乱は起きないで欲しい。ゆっくりでいいから、早くネパールという国の、ネパール人の幸せを探す夢と希望のある道程に入って欲しい。それを応援するためにアイウエオサークルは設立されたのだ。
あさって、10月1日には、アイウエオサークル主催招致事業、スタディーツアーのネパールの学生一行26人が成田に到着する。彼らは、日本での2週間の勉強に大きく胸を膨らませている。こちらもそのつもりで準備万端だが、彼等は7,8,9年生。日本でいう中学生、今のネパールをどう受け止めているのか?        彦

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