カトマンズ盆地内3箇所でのネパール教師研修事業(インストラクター育成リフレッシュ・トレーニング)が始まった。
独立行政法人・郵貯・簡保管理機構の国際ボランティア貯金の配分金5,009千円をを戴いての支援事業だ。
カトマンズ地区 6月21日~7月02日
ラリトプル(パタン)地区 7月21日~8月02日
バクタプル地区 8月25日~9月06日
ネパール政府の政府校教師への研修は、このままではネパール全国の全職員に行き渡るのに10年以上はかかるとの話に驚き、事情調査をし、その通りだと確認したその時点で、折り好く私立校ネットの6校から、「政府校の授業の遅れはひどくネパールの大きな損失に繋がっているので私達の手で政府校教師達への教育訓練を手伝いたいので、ACAJapanと一緒に出来ないか」との申し出があった。
この話は、今までのアイウエオサークルは、ネパールの全ての子ども達が教育を受けられるようにとの考え方で、毎年一つの校舎や図書館等の箱物の教育施設の提供と、通学のための奨学金授与に力を注いできた。
アイウエオサークル設立後、既に16年経ったが、10年経過した頃からそろそろ箱物の中に魂を入れたいと考え続けてきたが、教師の質を上げる事業が最適だと思い始めた頃のことだ。
アイウエオサークルに出たリクエストを元に、教育省や大学、この私立校ネット等との話し合いを続け、その考え方や方法、進め方等を決め、ロードマップを作成し、国際ボランティア貯金の配分を申し込んだ。
方法は、カトマンズ盆地を3つのブロックに分け、それぞれ20校の政府校を選抜、各校2人ずつの教師を選抜、第1フレーズとして10日間のトレーニングを与える。研修を受けた教師達は各校へ戻り、自分の学校内5人の教師に同じトレーニングを与える。第2フレーズで更に10日間のトレーニングを受け(トレーナーの資格を与える)、更に同じように自校に戻り5人の教師に引続き第2フレーズの訓練を与える。これが完了したら3ブロックで60校、各校2人で120人のトレーナーに300人の受講者(トレーナー予備群)が誕生する。その後この7人が協力して近隣の政府校5校にそれぞれ5人の教師に対するトレイニングを開始、これで更に新たな300校に新たに1500人のトレーナーが誕生する。この事業が完了した時点でトレーナー予備群の300人に資格を与えるので、トレーナー資格者は420人となる。その予備群は1500人となる。更にこのトレーナー達から受講する生徒数は約6万人に上る。トレーナー資格授与に関しては、勿論試験が与えられ、自校内で5人に再現する場合も巡回指導を受ける。
教育省も、今迄の教師トレーニングが進まないことを認め、その下部機関であるディストリクト・エデュケーションオフィスもアイウエオサークルのこの教師研修事業で一緒にトレーニングセンターを構成した。
今日、郵貯・簡保機構への中間報告書作成に着手した。 彦
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