2009年1月1日木曜日

お目出とうございます。アイウエオサークル16年目の年

お目出とうございます。
事務所からご挨拶。
昨年と今年の正月は日本で過ごすことが出来た。
今まで十数年間、この日はネパールにいた。
ネパールでも誰もが正月は知っているが、1月1日は普通の日。だから普通に仕事をしている。
一昨年までは、我も今頃ネパールで仕事をして居たんだ、と思い出す。
ネパールからメールが届いた。但し12月24日。
「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」となっていた。
同じ日にイギリスとアメリカの友人からメールが届いた。同じ文だった。
今日は届かない。
昨日、大晦日(おおみそか)は御殿場の温泉に行き、一年間の煩悩を洗い落とし、夜半11時過ぎに帰宅。
安焼酎で年越し蕎麦を食べた。
朝0時に成って新年を迎えたことを確認してから日本酒を用意、屠蘇(とそ)に見立てて猪口(ちょこ)2杯分飲んだ。
屠蘇は味醂で甘いから苦手、昔の人は小さい徳利にこれまた小さい猪口でゆっくり時間を掛けて甘いとろりとした酒を飲んでいたという。それが、今は日本酒もあっさり・さらりとしたものに変わり、一回に飲む量は増えているという。その味の移り変わりと飲む量に合わせて時代とともに徳利や猪口も大きくなってきたという。
しかし屠蘇だけはやはり伝統だから昔のままのドロリ・ネットリ酒か。
屠蘇代わりの日本酒を飲んで床に付き、朝5時半に起き、7時に餅サラダを作って食べた。
地元の大社神社に少しばかりの奉納をしタオルを頂いてお参り、甘酒とお神酒(みき)の用意がありその両方を混ぜ合わせて勧められるままごくりごくりと、焚き火に当たりながら飲んだ。そのまま事務所に回り、このブログ書き。
やることは大体昨年と同じ。元旦から事務所に出たもののやはり我も日本人か、この二日間のやること中々古臭かった。
ネパールでは、国の政体が変わってヒンズー教の王様でもある国王が、国家元首を追われると同時に、ヒンズー教が国教で無く成った。ネパール人の素直な宗教心、その真摯な生活スタイルに感心していたが、生活の全てといえるそのヒンズー教。大分ガッカリさせられているネパール人。しかし自分達には何もできない、神のみ知ることと様子見の状態。
更に、この数年は人口増加が大きく、油の不足、炊事の薪(まき)も思うように成ら無く成り、家畜の餌も不足気味と成り、役牛が減り出し搾乳が減りミルクの摂取が難しくなると同時に田んぼが重労働として圧(の)し掛かってきた。そこへ追い討ちを掛ける急激な物価高。10年に渡る内戦状態が終わってもその疲弊さはあらゆるものに影響し、なおテロリストの青年隊(YCL)は形を変えて市民を怯えさせている。
人々は間違いなく豊かさを渇望しているが、収入に成る仕事は全く無し。政府発表の失業率は45%、しかしその統計の取り方に問題があり実際は50%を超えている。
こんな状態のネパールに明日があるのだろうかと考えてしまう。
今年こそいい年になるよう、無信心の我でも、つい神に祈ってしまう。しかし、神って一帯どの神だろう。
我はどの神に祈っているのだろう。どんな神がいるのかも良く分からない。我は日本人だから、無宗教でもその生活スタイルは仏教徒。だから思い出すのはお釈迦様や何とか菩薩に何とか如来ばかり。
どんな神でもいい、願いを聞いてくれる神がいるなら、今年こそネパールが平和な豊かな国に成って欲しい。
          彦

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