アイウエオサークルが日本のNPO・NGOのモデルを目指して活動を開始したのが1993年4月、今年で15年が経過した。現在毎月3,000.円の会員が150人、予算額1,500.万円前後。
アイウエオサークルの運営には日本の政府や地方自治体が必要、ネパールでもガバメントとローカルガバメントの双方が必要と公言して出発した。実際にアイウエオサークルのカウンターパートはネパール政府かネパール・ローカル・ガバメントで推進してきた。そのお蔭で、たいした事故も無く当初の計画通り毎年1初・中等教育施設の工事・寄贈という約束を遂行できた。6年間継続の奨学金授与数も、毎年着実に増え、今年は48校・152人になった。既に卒業した生徒数は700人を超えた。音楽教育の方はピアニカの寄贈数3,000.台を超え、ネパール最大の学生音楽大会が8回継続され、来年は9回目となる。植林の方はⅠVDC(行政単位)の9カ村に11万本を植え、自然増殖を始め出した。農業支援は10人の農業研修生を招致、神奈川県の協力を得て無事研修を終え帰国、その内の8人が明日の農業を目指して頑張っている。
今までの実行とその歴史が第一フェースだとすると、今までの運営や計画の欠点を洗い出し、改善、アカウンタビリティ(説明責任)を確立、更にその上にアイウエオサークルの組織が健全な活動をしていく仕組み、コンプライアンス(法的・倫理的・野心的な健全運営)を定義し、野心的で倫理的資金的に健全な運営を目指すことが第2フェーズになる。
コンプライアンスにはエネルギーがある。何故ならコンプライアンスの拠り所、正直にはエネルギーが有り、事実にしかエネルギーは無い。
今後の具体的なスケジュールは、15年経っても古びれること無い団体ポリシーに則り、その目標であり、約束である毎年Ⅰ初・中等教育施設の工事寄贈や奨学金授与等その他を根気良く続け、以下は関係者との相談が必要だが、今後は教職員達へのトレーニングや植林によるカーボンオフセットに力を入れていきたい。
アイウエオサークルの事業は日本国内でもネパール国内でも社会性・公共性が高い、常にその責任を認識し、ゲートウエー作戦の基、常にパイオニア精神を持って「皆、平等に豊な地球社会」作りを目指し、特に日本とネパールの友好の掛け橋に成りたい。
毎日、アイウエオサークルの過去・現在・未来ばかりを考えていると、こんな四方山(よもやま)話と取られかねない話になってしまう。 彦
2008年9月21日日曜日
2008年9月12日金曜日
ネパールで2度目の大臣表彰が決定、掲載された、アイウエオサークル関係者のお陰
一昨日、「電話です」と言われて、受話器を取るといきなり「Congratulations!」と、電話の先で女性の力強い声で言われた。
アイウエオサークルのネパールの学生招致事業で、4年間続けて毎年ネパールの学生20名を日本に引率してきたEPS・Schoolの校長、ミズ・プラミラさんだった。
英語はてんで駄目な我だが、この「Congratulations!」は解った。だけどその前後が分からず、「どういう意味ですか?」と聞き返した。
「貴方は何を言っているのか? 今朝のゴルカパットラ(政府系のネパール最大の新聞)にあなたの名前が載っていました、本当におめでとう!」「何で載っていたのですか?」「本当に知らないのですか?」「はい」「大臣表彰ですよ!」「4年~5年前に貰いましたが?」「良い事をしている人にはまたくれるのです、今年もあなたに決定して新聞にあなたの名前が載っています、私は嬉しくて急いで電話をしたのです、直ぐに新聞を買ってきて見て下さい」、こんなやり取りをしたとはっきり覚えている。
スタッフに直ぐに新聞を買ってきてくれるようにお願いした。
新聞が届くまでに更に改めて3人から電話をもらった。信じられない話だったが、信じさせられることと成ってきた。
早速(さっそく)に、届いた新聞を見ると、ネパール国内で教育に貢献のあった人々918名を表彰すると書いてある。
そのカテゴリーは5つに分かれていて、1.教育省職員と関係者・157名、2.政府校職員と関係者・401名、3.私立校職員と関係者59名、4.大学職員と関係者90名、5.賞賛され尊敬される教育関係者211名、とあり、カテゴリー5.に我の名前が載っている。外人では我の他にもう2人、デンマーク大使とノルウエー大使が選ばれたようだ。
前回は、表彰当日の3日前に教育省から電話で連絡が入り、「あなたは大臣表彰ですから必ず参加して下さい」と言う、慌てふためいて教育相のカトマンズ・デストリクト・オフィスに電話、その事実を再確認するなど、少してんやわんやした。
今回は新聞発表時に知ったので慌てることは無いが、授賞式は3~4カ月後とのこと。
昨日は、「パーティーはいつやりますか?」との問い合わせがあった。「あなたは前回にはパーティをやりませんでしたが、今回はぜひやって下さい」「私はそのパーティーに連れて行きたい人が6人いるのですが?いいですか?」と言う。
直ぐに頭に浮かんだのは、金が掛かるなー、だった。しかし、みんなが喜んでくれているようだから、やらなくては行かんかな?と考えた。確かに前回は、あまり大げさにしないようにと、帰国後2~3の理事にそっと話しただけだった。「何かするのか?」とも聞かれたが、「何もしなくていいだろう」と返事して終わった。
ネパールの人達がこんなに騒いでくれるとは思わなかった。
10日に、たまたま教育大臣のPenu Yadav 氏と会うことがあり1時間位談笑したが、「アイウエオサークルには感謝している」「貴方には1番大きいのを用意しています」と、更に「次回は私の家で話しましょう、私も少し飲むので、美味しいロキシー(ネパールの手作り焼酎)を用意させて置きます」と言ってくれた。今回は日本の関係者にもこの大臣表彰を披露開陳して、アイウエオサークルがネパールでいかに役立っているかを知り、一緒に喜んで貰おう。
彦
アイウエオサークルのネパールの学生招致事業で、4年間続けて毎年ネパールの学生20名を日本に引率してきたEPS・Schoolの校長、ミズ・プラミラさんだった。
英語はてんで駄目な我だが、この「Congratulations!」は解った。だけどその前後が分からず、「どういう意味ですか?」と聞き返した。
「貴方は何を言っているのか? 今朝のゴルカパットラ(政府系のネパール最大の新聞)にあなたの名前が載っていました、本当におめでとう!」「何で載っていたのですか?」「本当に知らないのですか?」「はい」「大臣表彰ですよ!」「4年~5年前に貰いましたが?」「良い事をしている人にはまたくれるのです、今年もあなたに決定して新聞にあなたの名前が載っています、私は嬉しくて急いで電話をしたのです、直ぐに新聞を買ってきて見て下さい」、こんなやり取りをしたとはっきり覚えている。
スタッフに直ぐに新聞を買ってきてくれるようにお願いした。
新聞が届くまでに更に改めて3人から電話をもらった。信じられない話だったが、信じさせられることと成ってきた。
早速(さっそく)に、届いた新聞を見ると、ネパール国内で教育に貢献のあった人々918名を表彰すると書いてある。
そのカテゴリーは5つに分かれていて、1.教育省職員と関係者・157名、2.政府校職員と関係者・401名、3.私立校職員と関係者59名、4.大学職員と関係者90名、5.賞賛され尊敬される教育関係者211名、とあり、カテゴリー5.に我の名前が載っている。外人では我の他にもう2人、デンマーク大使とノルウエー大使が選ばれたようだ。
前回は、表彰当日の3日前に教育省から電話で連絡が入り、「あなたは大臣表彰ですから必ず参加して下さい」と言う、慌てふためいて教育相のカトマンズ・デストリクト・オフィスに電話、その事実を再確認するなど、少してんやわんやした。
今回は新聞発表時に知ったので慌てることは無いが、授賞式は3~4カ月後とのこと。
昨日は、「パーティーはいつやりますか?」との問い合わせがあった。「あなたは前回にはパーティをやりませんでしたが、今回はぜひやって下さい」「私はそのパーティーに連れて行きたい人が6人いるのですが?いいですか?」と言う。
直ぐに頭に浮かんだのは、金が掛かるなー、だった。しかし、みんなが喜んでくれているようだから、やらなくては行かんかな?と考えた。確かに前回は、あまり大げさにしないようにと、帰国後2~3の理事にそっと話しただけだった。「何かするのか?」とも聞かれたが、「何もしなくていいだろう」と返事して終わった。
ネパールの人達がこんなに騒いでくれるとは思わなかった。
10日に、たまたま教育大臣のPenu Yadav 氏と会うことがあり1時間位談笑したが、「アイウエオサークルには感謝している」「貴方には1番大きいのを用意しています」と、更に「次回は私の家で話しましょう、私も少し飲むので、美味しいロキシー(ネパールの手作り焼酎)を用意させて置きます」と言ってくれた。今回は日本の関係者にもこの大臣表彰を披露開陳して、アイウエオサークルがネパールでいかに役立っているかを知り、一緒に喜んで貰おう。
彦
2008年9月9日火曜日
アイウエオサークルの植林、アイウエオサークルのカーボンオフセット・1口1000円
今回のネパール出張では、自分の出したCO2に責任を持つ(自分で始末する)仕組み、カーボン・オフセット(相殺する)の話が弾(はず)んだ。3時間も話してしまった。
大切な協力者のバラト・ダカール氏から「話がしたいので、今から行きたい」と電話があり、彼はアイウエオサークルのカトマンズ事務所に来るなり、「ACA・Japanは植林を止めたのか?」と詰問してきた。
要は「あちこちで植林をして欲しいと言われている」ことを我に告げ、手伝いたいということだった。「気持ちは有り難いが気持ちだけでは進まないし、進んでもそれは良い結果にならないことが多いので、手伝う責任と将来の良い結果を保証できる条件作りや検証も必要ですよ」と、話をしているうちに、ふと気付き、「地球温暖化対策の話はどれ位知っていますか?」と矛先を向けたら、「貴方(あなた)はネパール人は何も知らないと思っているんですか?」と返されてしまった。
勢い、よしそれならと「貴方は自分が生きていくうえで、生活することが炭素排出を促し地球温暖化を進めていることに成りますが、その責任をどうするか考えたことがありますか?」と詰めた。
「そのために植林をして欲しい、私も手伝うと言っているではないか」「我々でもできる温暖化対策は植林でのカーボン・オフセットが手軽で一番効果があると思っている」「ネパールではまだ車を持っている人は少ないし、多くの人は電化製品も持っていない、産業が無いから炭素排出の元凶みたいな工場も無い、外人観光客も年間5~6万人程度しか来ないし、海外労働やゴルカ兵の外人部隊依(よ)りの送金が主な収入のこの国でどうやってエコを進めようと言うのか」「日本やアメリカでは非常にハイレベルな生活をしているが、それが温暖化の原因ではないか、日本人はもっと考えるべきだ」「温暖化の元凶である日本人と、炭素排出の少ないこのネパール人が一緒にできる温暖化対策は植林しか無いのではないか、これはエコの王様だ」と、やられてしまった。
結果、彼からは「これからはカーボン・オフセットを前面に出してやらなければだめだ、ネパール政府にももっとACA・Japanを手伝うように話をしよう」と、指摘されてしまった。
我は苦笑いするばかりだったが、かつて我の心の中で長いこと温めていた考えを彼自身の考えとして指摘されてしまった。
結果、「解った、希望地の郡長達にリクエストを出すように言って欲しい、熱心な地区で進めよう、これからも協力を宜しく」と言わざるを得なかった。いや、本心は嬉しかった。現地のこういう協力者がたくさんいて支援事業は上手(うま)くいく。
折角なので、以下、温暖化対策の切り札、アイウエオサークルの植林支援についてちょっと触れて置く。
現在、アイウエオサークルは一般の人達に一口1000円で苗木寄付をお願いしている。現地で苗木を購入し、その苗木を村人達にただで分け与え、彼らの自分の土地に植えて貰っている。そうしないと水を与えたりの管理をせずに枯らしてしまうので、何のために無料で与えるのか、何のために丁寧に育ててくれと言うのか、そのための貴方(あなた)達や我々のメリットは何か?、などの勉強をしてもらい、苗木を与えている。植林が終わったら、寄付してくれた人達の名前を書いた横30センチ大のラベルを取り付けてもらい、写真を撮り、植えた証拠としてその写真を苗木寄付者に郵送している。
個人の寄付や各種補助金、ネパール政府からの約半分の苗木寄贈を受け、これまでに11万本を植えた。
いきなり地球温暖化対策を真剣に考えたり、太陽光発電パネルを購入したり、車に乗るのを止めたりするのでは無く、今の生活を維持しながら2~3千円で頑張っている人達を応援する、それが各個人自(みずか)らの、温暖化対策に参加していることに成る、ゆったりとした生活。これがアイウエオサークルの植林、アイウエオサークルの提案。
自分が出した温室効果ガス(主にCO2)を出さなかったことにするための費用負担=カーボンオフセット。それがアイウエオサークルの考えるネパールでの植林支援。
既にネパールのパルバット地区フワス群で、隣接する9つの村でその住民達と協力しながら現地の苗木20種類を、この10年間に数で11万本もの木を混埴、植えることができた。その木は十分に育ち、その地区では速(はや)くも、薪(マキ)になる木は薪に、牛の餌になる木は牛の餌に、果物のなる木は季節ごとに食べて、花のなる木は季節ごとにその花を愛(め)でて、豊かな生活のために生かされている。アイウエオサークルは針葉樹は一切植えない。理由は針葉樹は植林した土地が使えなくなるから。雑草と稲藁(いなわら)、飼料木の葉を餌にしているネパールには向かない。
アイウエオサークルは、国連で指摘する後発後進国ネパールで、その農家や地域の人々が生活安定のためにする植林を手伝ってる。これからもアイウエオサークルは餌になる木を大量に植え、その木が薪にならないように薪になる木も大量に植え、その中に果物のなる木や花のなる木を混ぜて植え、CO2をより大量に固定するようにその木々の維持管理の方法を教え、20年スパンで維持継続していく。
木は成長するつれて大きくなるが、その大きくなった分は炭素(CO2)がより沢山貯蔵された証(あか)し。そのために植えるだけで無く、元気に育つための維持管理が大切になる。
確かな計算は難しいが、大きな木40本で1年間に約1トンの炭素を固定すると言われている。
温暖化対策はCO2、炭素を出さないこと、出した炭素を固定すること。
我々にできる温暖化対策は植林を続けること、そしてそれを里山として維持管理すること、これに尽きると考えている。
これを読んでくれた方達に、更なる支援をお願いしたい。
郵便局にある振り込み用紙に、苗木を寄付してくれるあなたや、ネパールに苗木寄付という行為をプレゼントしたい人のフルネームと住所、1口1000円の寄付金が何口かを書き込んで、その支援金を以下に送って欲しい。 彦
郵便振替口座 00240-4-76423
講座名 アイウエオサークル
大切な協力者のバラト・ダカール氏から「話がしたいので、今から行きたい」と電話があり、彼はアイウエオサークルのカトマンズ事務所に来るなり、「ACA・Japanは植林を止めたのか?」と詰問してきた。
要は「あちこちで植林をして欲しいと言われている」ことを我に告げ、手伝いたいということだった。「気持ちは有り難いが気持ちだけでは進まないし、進んでもそれは良い結果にならないことが多いので、手伝う責任と将来の良い結果を保証できる条件作りや検証も必要ですよ」と、話をしているうちに、ふと気付き、「地球温暖化対策の話はどれ位知っていますか?」と矛先を向けたら、「貴方(あなた)はネパール人は何も知らないと思っているんですか?」と返されてしまった。
勢い、よしそれならと「貴方は自分が生きていくうえで、生活することが炭素排出を促し地球温暖化を進めていることに成りますが、その責任をどうするか考えたことがありますか?」と詰めた。
「そのために植林をして欲しい、私も手伝うと言っているではないか」「我々でもできる温暖化対策は植林でのカーボン・オフセットが手軽で一番効果があると思っている」「ネパールではまだ車を持っている人は少ないし、多くの人は電化製品も持っていない、産業が無いから炭素排出の元凶みたいな工場も無い、外人観光客も年間5~6万人程度しか来ないし、海外労働やゴルカ兵の外人部隊依(よ)りの送金が主な収入のこの国でどうやってエコを進めようと言うのか」「日本やアメリカでは非常にハイレベルな生活をしているが、それが温暖化の原因ではないか、日本人はもっと考えるべきだ」「温暖化の元凶である日本人と、炭素排出の少ないこのネパール人が一緒にできる温暖化対策は植林しか無いのではないか、これはエコの王様だ」と、やられてしまった。
結果、彼からは「これからはカーボン・オフセットを前面に出してやらなければだめだ、ネパール政府にももっとACA・Japanを手伝うように話をしよう」と、指摘されてしまった。
我は苦笑いするばかりだったが、かつて我の心の中で長いこと温めていた考えを彼自身の考えとして指摘されてしまった。
結果、「解った、希望地の郡長達にリクエストを出すように言って欲しい、熱心な地区で進めよう、これからも協力を宜しく」と言わざるを得なかった。いや、本心は嬉しかった。現地のこういう協力者がたくさんいて支援事業は上手(うま)くいく。
折角なので、以下、温暖化対策の切り札、アイウエオサークルの植林支援についてちょっと触れて置く。
現在、アイウエオサークルは一般の人達に一口1000円で苗木寄付をお願いしている。現地で苗木を購入し、その苗木を村人達にただで分け与え、彼らの自分の土地に植えて貰っている。そうしないと水を与えたりの管理をせずに枯らしてしまうので、何のために無料で与えるのか、何のために丁寧に育ててくれと言うのか、そのための貴方(あなた)達や我々のメリットは何か?、などの勉強をしてもらい、苗木を与えている。植林が終わったら、寄付してくれた人達の名前を書いた横30センチ大のラベルを取り付けてもらい、写真を撮り、植えた証拠としてその写真を苗木寄付者に郵送している。
個人の寄付や各種補助金、ネパール政府からの約半分の苗木寄贈を受け、これまでに11万本を植えた。
いきなり地球温暖化対策を真剣に考えたり、太陽光発電パネルを購入したり、車に乗るのを止めたりするのでは無く、今の生活を維持しながら2~3千円で頑張っている人達を応援する、それが各個人自(みずか)らの、温暖化対策に参加していることに成る、ゆったりとした生活。これがアイウエオサークルの植林、アイウエオサークルの提案。
自分が出した温室効果ガス(主にCO2)を出さなかったことにするための費用負担=カーボンオフセット。それがアイウエオサークルの考えるネパールでの植林支援。
既にネパールのパルバット地区フワス群で、隣接する9つの村でその住民達と協力しながら現地の苗木20種類を、この10年間に数で11万本もの木を混埴、植えることができた。その木は十分に育ち、その地区では速(はや)くも、薪(マキ)になる木は薪に、牛の餌になる木は牛の餌に、果物のなる木は季節ごとに食べて、花のなる木は季節ごとにその花を愛(め)でて、豊かな生活のために生かされている。アイウエオサークルは針葉樹は一切植えない。理由は針葉樹は植林した土地が使えなくなるから。雑草と稲藁(いなわら)、飼料木の葉を餌にしているネパールには向かない。
アイウエオサークルは、国連で指摘する後発後進国ネパールで、その農家や地域の人々が生活安定のためにする植林を手伝ってる。これからもアイウエオサークルは餌になる木を大量に植え、その木が薪にならないように薪になる木も大量に植え、その中に果物のなる木や花のなる木を混ぜて植え、CO2をより大量に固定するようにその木々の維持管理の方法を教え、20年スパンで維持継続していく。
木は成長するつれて大きくなるが、その大きくなった分は炭素(CO2)がより沢山貯蔵された証(あか)し。そのために植えるだけで無く、元気に育つための維持管理が大切になる。
確かな計算は難しいが、大きな木40本で1年間に約1トンの炭素を固定すると言われている。
温暖化対策はCO2、炭素を出さないこと、出した炭素を固定すること。
我々にできる温暖化対策は植林を続けること、そしてそれを里山として維持管理すること、これに尽きると考えている。
これを読んでくれた方達に、更なる支援をお願いしたい。
郵便局にある振り込み用紙に、苗木を寄付してくれるあなたや、ネパールに苗木寄付という行為をプレゼントしたい人のフルネームと住所、1口1000円の寄付金が何口かを書き込んで、その支援金を以下に送って欲しい。 彦
郵便振替口座 00240-4-76423
講座名 アイウエオサークル
2008年9月2日火曜日
ネパールの今日から3日間は「ティズ」で女性の休日(心身を清め旦那様に尽くす日)
一昨日無事にネパール入り、昨日は銀行送金関係で1日中てんやわんや。
今日からの3日間は一切の女性の休日日。
ネパールの今日からの3日間はハリタリカ・ティージ潔斎(けっさい)の日。
この日が来ると憂鬱(ゆううつ)にもなり、もっと頑張らなくてはと意気も上がる。
潔斎の字の如(ごと)く、結婚している女性が神仏に仕える前に心身を清め充分に仕えること。
この神仏とは旦那様。旦那様は神様。今日からの3日間は今までの毎日よりも至れり尽くせりで旦那様に仕える日。そのために行事の中では手を抜かないように色々と決められている。
旦那様に美味(おい)しい料理を作って食べて貰うなどは凡人の考えることで、極め付きは、旦那様の足をバケツの中で洗ってやりその水を飲むこと。反吐(へど)が出そうだ。
カトマンズ事務所のスタッフに聞いた。毎年聞いている。
「今年も奥様達は旦那様の足を洗ってやり、その水を飲むのか?」
「はい、そうです」と、何の躊躇(ためら)いも無く返してきた。
結婚式では新郎が立ち、その足の甲に新婦が頭を付け、新郎が木の枝でその跪(ひざまず)いている新婦の頭を打つ儀式がある。神である新郎に一生従えとの契(ちぎ)りの儀式だ。
今の時代に未(ま)だこのようなことが疑問に思わず、延々(えんえん)と続けられているのが不思議で違和感が募(つの)る。
1993年にこの行事を知った時の驚きが蘇(よみがえ)ってきた。
お坊さんを呼んで、あちこちの広場で説教が成されている。
女性の在り方についての勉強だ。
日本でも明白(あからさま)な女性蔑視(べっし)の時代はあったし、今でも無いとは言え無い。
女性には生理があり、出産という重労働がある。かといってそれが理由で蔑視され、その能力を使おうとしないネパールで、「女性でも勉強すれば男子と同じ成績がとれるということが解った、有難う、日本のお陰だ」、との驚きを聞いたのが97年、ネパールの東の端(はじ)ビラトナガルに学校舎を寄付した翌年だ。男子だけの教育を求めていた現地に「男女共学が条件でなくては幾(いく)ら緊急事態でも支援はできない」と突っぱねた地区だが、いざ開校して1年も経(た)つと、女性には教育はいらないと言っていた地区での男女共学の実験(これは現地の考え方)で、男女に知恵の差が無いということが分かってもらった一例だが、この地区でも未だにハリタリカ・ティージ潔斎の行事は続けられている。
村の彼方此方(あちこち)の広場で茣蓙(ござ)を敷いた中央に俄(にわ)か作りの神様の台座を作りシバ神に座ってもらい、その前に坊さん達が座り、その周りに豊富な食べ物と艶(あで)やかな花を設(しつら)えて、その外側を何重にも取り囲む何十人もの真っ赤なサリーを着た女性達が祈り談笑する姿は圧巻だ。
シバ神の理由は、妻であるパールバティーが、シバ神と結婚したいと願い、数日間何も食べずお祈りだけをしたという故事に倣(なら)ってのこと。
ネパールのあらゆる村で、というより町内単位ぐらいに細かくあちこちで一斉(いっせい)に執り行われている。その女性達が集まる前、集まった後の移動は至る所に真っ赤なサリーで着飾ったネパリー婦人達の行き交う姿、「私の方が奇麗でしょう」と、より目立つように、赤色のサリーの出来具合の競争をしているような本当に艶やかでネパールを観直(みなお)させられるほどの見応(みごた)えだ。
「私達を守ってくれる旦那様は神様だ、その旦那様を崇(あが)めるのは当たり前、今年もこうやってティージを迎えられたことは私にとって何よりの幸せだ」と何人もから何回も聞かされた。
今日は朝起きてからまずシャワーで心身を清め、旦那様へのスペシャル(肉の豊富な)な食事を作り、それから1日中色々な決められた行事を熟(こな)し、夜になったら旦那様の足をすすいだ水を飲み、それからやっと今日初めての食事が許されることとなる。奥さんだけはベジタリアンの食事で野菜と果物だけが許される。
中身を知らないと全く騙されてしまう。
ハリタリカ・ティージ潔斎の日と聞いて、今年もかと嫌な思いをし、外へ出ると彼方此方でのその艶やかさに気を取られついカメラを向けてしまい、ホテルに帰ってから複雑な気持ちにさせられる。
隠された女性蔑視が、生活や教育、政治、経済にまであらゆる場面に深く浸透しネパールの過去未来に大きな影響を続ける実態、ネパールが進まない深い理由を見て知り、ネパール人が選んだやり方なのだから此の儘(まま)でいいのではないかとの錯覚にも陥りながら、外見に騙されてはいけないと振り返り、熟(つくづく)、ネパールにとって、アイウエオサークルの教育環境整備と奨学金授与の2大事業は重要だと感じさせられる。
教育こそがネパールを変える。その支援はアイウエオサークルの真骨頂(しんこっちょう)だ。 彦
今日からの3日間は一切の女性の休日日。
ネパールの今日からの3日間はハリタリカ・ティージ潔斎(けっさい)の日。
この日が来ると憂鬱(ゆううつ)にもなり、もっと頑張らなくてはと意気も上がる。
潔斎の字の如(ごと)く、結婚している女性が神仏に仕える前に心身を清め充分に仕えること。
この神仏とは旦那様。旦那様は神様。今日からの3日間は今までの毎日よりも至れり尽くせりで旦那様に仕える日。そのために行事の中では手を抜かないように色々と決められている。
旦那様に美味(おい)しい料理を作って食べて貰うなどは凡人の考えることで、極め付きは、旦那様の足をバケツの中で洗ってやりその水を飲むこと。反吐(へど)が出そうだ。
カトマンズ事務所のスタッフに聞いた。毎年聞いている。
「今年も奥様達は旦那様の足を洗ってやり、その水を飲むのか?」
「はい、そうです」と、何の躊躇(ためら)いも無く返してきた。
結婚式では新郎が立ち、その足の甲に新婦が頭を付け、新郎が木の枝でその跪(ひざまず)いている新婦の頭を打つ儀式がある。神である新郎に一生従えとの契(ちぎ)りの儀式だ。
今の時代に未(ま)だこのようなことが疑問に思わず、延々(えんえん)と続けられているのが不思議で違和感が募(つの)る。
1993年にこの行事を知った時の驚きが蘇(よみがえ)ってきた。
お坊さんを呼んで、あちこちの広場で説教が成されている。
女性の在り方についての勉強だ。
日本でも明白(あからさま)な女性蔑視(べっし)の時代はあったし、今でも無いとは言え無い。
女性には生理があり、出産という重労働がある。かといってそれが理由で蔑視され、その能力を使おうとしないネパールで、「女性でも勉強すれば男子と同じ成績がとれるということが解った、有難う、日本のお陰だ」、との驚きを聞いたのが97年、ネパールの東の端(はじ)ビラトナガルに学校舎を寄付した翌年だ。男子だけの教育を求めていた現地に「男女共学が条件でなくては幾(いく)ら緊急事態でも支援はできない」と突っぱねた地区だが、いざ開校して1年も経(た)つと、女性には教育はいらないと言っていた地区での男女共学の実験(これは現地の考え方)で、男女に知恵の差が無いということが分かってもらった一例だが、この地区でも未だにハリタリカ・ティージ潔斎の行事は続けられている。
村の彼方此方(あちこち)の広場で茣蓙(ござ)を敷いた中央に俄(にわ)か作りの神様の台座を作りシバ神に座ってもらい、その前に坊さん達が座り、その周りに豊富な食べ物と艶(あで)やかな花を設(しつら)えて、その外側を何重にも取り囲む何十人もの真っ赤なサリーを着た女性達が祈り談笑する姿は圧巻だ。
シバ神の理由は、妻であるパールバティーが、シバ神と結婚したいと願い、数日間何も食べずお祈りだけをしたという故事に倣(なら)ってのこと。
ネパールのあらゆる村で、というより町内単位ぐらいに細かくあちこちで一斉(いっせい)に執り行われている。その女性達が集まる前、集まった後の移動は至る所に真っ赤なサリーで着飾ったネパリー婦人達の行き交う姿、「私の方が奇麗でしょう」と、より目立つように、赤色のサリーの出来具合の競争をしているような本当に艶やかでネパールを観直(みなお)させられるほどの見応(みごた)えだ。
「私達を守ってくれる旦那様は神様だ、その旦那様を崇(あが)めるのは当たり前、今年もこうやってティージを迎えられたことは私にとって何よりの幸せだ」と何人もから何回も聞かされた。
今日は朝起きてからまずシャワーで心身を清め、旦那様へのスペシャル(肉の豊富な)な食事を作り、それから1日中色々な決められた行事を熟(こな)し、夜になったら旦那様の足をすすいだ水を飲み、それからやっと今日初めての食事が許されることとなる。奥さんだけはベジタリアンの食事で野菜と果物だけが許される。
中身を知らないと全く騙されてしまう。
ハリタリカ・ティージ潔斎の日と聞いて、今年もかと嫌な思いをし、外へ出ると彼方此方でのその艶やかさに気を取られついカメラを向けてしまい、ホテルに帰ってから複雑な気持ちにさせられる。
隠された女性蔑視が、生活や教育、政治、経済にまであらゆる場面に深く浸透しネパールの過去未来に大きな影響を続ける実態、ネパールが進まない深い理由を見て知り、ネパール人が選んだやり方なのだから此の儘(まま)でいいのではないかとの錯覚にも陥りながら、外見に騙されてはいけないと振り返り、熟(つくづく)、ネパールにとって、アイウエオサークルの教育環境整備と奨学金授与の2大事業は重要だと感じさせられる。
教育こそがネパールを変える。その支援はアイウエオサークルの真骨頂(しんこっちょう)だ。 彦
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