ネパール文化担当の塩田リーダーが、大手出版社から「やさしいネパール語カタコト会話帳」の著作を貰ってきた。
もう直ぐだが、この出版は来年5月、ゴールデンウイーク時のアイウエオサークルの「ネパール展」に間に合うようだ。
アイウエオサークルが著者で編集担当と成っている。監修者はネパールで日本語学院を経営しているネパール人理事長を推薦しておいた。
いざ、編集ということになり、パイロット原稿の提出を求められて、頭をひねっている。
ネパールで、ネパール語で会話するにはどのような特徴があるのか、考えてみた。
ネパール語特有の癖を見つけようと考えたら段々難しくなってきた。
歴史や生活・文化を考えてみないと中々難しい。
ネパール語に謙(へりくだ)った言葉使いがあるのかどうか?
更に、ネパールの言葉数は少なく、一つの同じ言葉を色々とシチュエーションを変えて使っている。
たとえば「バンダ」、閉めるとか終わるという意味で使っているが、以下通り。
ラジオを止めて→レジオ バンダ|(テレビやモーターなども同じ)
この道は通行止めです→パト バンダ|
店は休み→パサル バンダ(店は休みです。デパートやスーパー、銀行や政府機関、みんな同じ使い方)
ストライキ→バンダ
今日は休日です→アジャ バンダ|
停電です→バッティ バンダ|(バッティ アエナ、とも言うが、日本語はどちらも電気が点きません)
窓が閉まりません→ジャール バンダ|(丁寧に言いたければ、ジャール バンダ バエナ|)
トイレの水が流れません→トイレコ パニ バンダ|(トイレコ パニ ガエナ|とも言うが、バンダが楽)
他にも冷たいという言葉「チソ」等、食べ物や天気、季節など何にでも使う感じの言葉、こんなのが幾らでもある。
当然、ネパール語の単語数は少なく、英語の力を借りないと表現できない場合がかなりある。
挨拶では、モタウヌボ|(太りましたね)というのがある。
さすがに大都会カトマンズで太った人にぶつけると嫌がるが、それでもこの挨拶言葉は知っていて怒ることは無い。
普通か少し痩せた人には、まず喜ばれる挨拶言葉。
ちゃんと食事が出来ていて貧乏をしていないことを喜ぶ挨拶言葉。
日本で使うことはなさそうだ。
ネパール人は初対面から結婚しているか?とか何歳か?その他いきなり個人的なことを聞いてくる。
そして極めつけは、まだ会ったばかりなのに、唐突に「今晩家でご飯をご馳走したいから是非来てくれ」と来る。
お客は神様、断ると神様に逃げられたことになる。
その人が例え貧乏でもこの唐突のお誘いは同じ。
我らは、いきなりお客を連れて帰ったら家庭で困るのではと思うが、そんなことはお構いなし、奥さんや家族も一緒に喜んで、大忙しとなる。文化の違い。
だから当然言葉遣いや挨拶の仕方、話題の中身がかなり違う。
この違いが上手く盛り込めるかどうか?
どんな本になるか、今から楽しみだ。 彦
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